知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会

当会は、特攻隊の偉業を顕彰し鳥濱トメの想いを引き継いで、正しい歴史認識を広めるための活動をしています。

〒154-0001 東京都世田谷区池尻2-37-2-202

お問合せはこちら 03-5431-1752

第62回知覧特攻基地戦没者慰霊祭参列

第62回知覧特攻基地戦没者慰霊祭参列

本年5月3日、鹿児島県南九州市知覧町 知覧特攻平和観音堂において「第62回知覧特攻基地戦没者慰霊祭」が挙行されました。鳥濱トメ顕彰会会員、事務局、鳥濱明久特別顧問、赤羽潤特別顧問、と関係者などで昨年に引き続き参列してまいりました。
本年は、ここ数年では例のないほどの暴風雨に見舞われましたが1000名前後の参列者が訪れました。また、慰霊祭の受付では式次第のほか、特攻隊員を象った落雁や知覧茶のペットボトルとおにぎり入りパック、新茶の知覧茶葉、「知覧の武家屋敷(庭園)」と「南九州市」のガイドブックなどが配布されます。
開式のことばから始まり、日本礼道小笠原流鹿児島支部の方々の「献茶」、と続いて慰霊祭が進められていきます。
一堂黙祷のあと、流れる読経の中各関係者らの焼香、追悼の言葉へと移ります。慰霊の言葉を、「南九州市議会議長」「鹿児島県議会議員」らが読み上げ、「特攻隊員のご遺族」そして「少飛会
(少年飛行兵)」や「特操会(特別操縦見習士官)」という、かつての特攻隊員の戦友の方々(皆様85歳~90歳以上のご高齢者です)が述べ始めた途端にそれまでの雨が嘘のように止み、静かな時間が流れました。
その後、(社)詩吟朗詠錦城会による献詠、慰霊電報披露、参列者全員による献花、自衛隊による献奏、南九州市長挨拶ののち、参列者全員で「加藤隼戦闘隊」「同期の桜」を合唱し閉式となりました。

現在、知覧町では戦跡を整備し、掩隊壕や戦闘指揮所跡、当時のままの給水塔、油脂庫、高射砲(山砲)跡、特攻隊員三角兵舎跡地など多くの場所に駐車場も完備され見られるようになっています。ぜひ、皆様もお時間がございましたら一度知覧を訪れてみてはいかがでしょうか。

慰霊祭 本年の献詠(抜粋)

命降る 今ぞ此の身を 捧ぐれば
皇國は永久に 栄まつらむ

第二十四振武隊  安部正也 大尉

事務局

DSC03329 DSC03327 DSC03314 DSC03335

« »