知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会

当会は、特攻隊の偉業を顕彰し鳥濱トメの想いを引き継いで、正しい歴史認識を広めるための活動をしています。

〒154-0001 東京都世田谷区池尻2-37-2-202

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ニュース

鳥濱顧問TV出演 「曾祖母は”特攻の母”、父の遺志継ぐ」

鳥濱明久氏の跡を継いで「ホタル館富屋食堂」館長と「知覧茶屋」店長を務める鳥濱拳大氏。今回、Yahoo!と鹿児島読売テレビのコラボ企画、『未来に遺す戦争の記憶』と題した特集で取材を受け、鳥濱トメと特攻隊について語っておられます。昨年7月にトメの孫であり父である明久氏の跡を継いで早1年が過ぎましたが、すでに講演は100回を超えていて、精力的に頑張っておられます。

当会では、今後鳥濱拳大顧問と協力し、1人でも多くの方々に鳥濱トメと特攻隊の真実を伝え継いで参りたいと思います。

講演依頼やイベント出演も承りますので是非、お声がけください。

 

yahoo!特設ページのスクリーンショット画像

https://wararchive.yahoo.co.jp/wararchive/kyt4.html?fbclid=IwAR01pTvb7QcZkv3NhEEgTksLEEIZaHJLMled8MpLj64ogztjKNn6cuVSV3E

 

「鳥濱トメと特攻隊」赤羽顧問講演

・講演会「鳥濱トメと特攻隊員たち」・
8月14日、認定特定非営利活動法人まほろば教育事業団のご依頼で中・高校生たちに鳥濱トメから語り継がれてきた特攻隊員の講演会を行って参りました。
会場は靖国神社の目の前なので先ずは学生さんたちは靖国神社で参拝してから私の講演会と言う流れになりました。
一時間の講演中、学生たちは私の目をしっかり見て、真剣な眼差しで聞き入っておりました。
私も伝えなければと言う気持ちが増して熱く語らせていただきました。
私の講演会が終わると学生たちは靖国神社の遊就館に行かれました。
今の時代、なかなか素晴らしい❗学生の子たちだと、私は感心致しました。
まだまだ!この日本も捨てたもんじゃない!
この子達の将来を期待したい!そう感じた一日でした。

知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会顧問

赤羽潤

『帰って来た蛍〜令和への伝承〜』千穐楽を迎えました

カートエンターテイメントプロデュース•当会共催舞台『帰って来た蛍〜令和への伝承〜』
お陰様を持ちまして、無事、千穐楽を迎えることが出来ました。
真夏日が続き非常に暑い中にも関わらず、お忙しい中劇場に脚をお運びいただきました皆様には、心より感謝申し上げます。
今回の公演はコロナ禍が続いて延期となっていたため5年振りの公演であり、感染者数がピークを迎えているさなか、万全の感染防止対策を施したうえでの上演となりました。無事に千穐楽を迎えられたことは出演者やスタッフの努力の賜物であると同時に、鳥濱トメや英霊のお導きであったと思います。
また、鳥濱明久顧問が鬼籍に入られてから初の公演となり、御子息で鳥濱トメの曾孫である鳥濱拳大氏にご登壇いただき、ご挨拶を頂戴いたしました。
また、鳥濱トメの孫で当会顧問である赤羽潤顧問にも千穐楽にご登壇いただきました。
今回、元大日本帝国陸軍で特攻隊員であった方から『まるで当時のようで、昔を思い出しました。』というご感想を賜ったり、特攻隊員のご遺族などにもおいでいただき、お褒めの言葉を頂戴しました。
そして、本公演は決して特攻作戦の是非を問うものではなく、史実として後世に伝え継いでいくという大切な責務を担っているということと、ウクライナ情勢から多くの若い世代の方々が、戦争についてや国を守るということに関心を持っている状況で皆様に観ていただけたことは大変意義深いものであったと思います。
このたび、ご来場ならびにWEB配信をご覧いただいた皆様、誠に有難う御座いました。
これからも、カートエンターテイメントと共に本公演「帰って来た蛍」を共催させていただき、多くの人々に伝え継いで参りたいと存じます。
事務局

『帰って来た蛍〜令和への伝承』開幕

カートエンターテイメントプロデュース・知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会共催舞台
『帰って来た蛍〜令和への伝承』
7月23日、無事に初日を迎える事が出来ました。
また、24日は鳥濱トメさんの曾孫の鳥濱拳大さん(当会顧問)が舞台に登壇され、ご来場の皆様にご挨拶をされました。
新型コロナ感染症も第七波到来と言われておりますが、劇場にお越し下さいましたお客様に厚く御礼申し上げます。
26日は休演日となりますが、7月31日まで上演されますのでおいで下さるお客様は、気を付けてお越し下さいませ。
また、WEB配信もございますので、遠方の方やスケジュールの都合等でご来場が難しい方などもご覧いただけます。ぜひご利用くださいませ。
事務局

令和4年靖國神社 みたままつり

靖國神社の みたままつり 初日
当会の献灯のほか、今月23日から上演の共催舞台「 帰って来た蛍 〜令和への伝承〜」の大きな献灯もあります。
柿崎理事長、トメ役伊藤つかささん、礼子役竹島由夏さん、初演の宮川少尉役出合正幸さんの大型献灯もあります。
また、境内には柿崎理事長が映画監督として揮毫をされた掛け雪洞も掲揚されており、「帰って来た蛍 」出演の 伊藤つかさ さん、竹島由夏 さん、半井小絵 さん、さとう玉緒さんや特別プロデューサーの 井上和彦 さんの掛け雪洞も見ることが出来ます。
揮毫は、画家や書家、俳優や実業家など多くの著名人が靖國神社の英霊に想いを寄せて掲揚されています。
事務局

【鳥濱トメ孫、鳥濱明久 御命日】

本日、7月5日は鳥濱トメの長女・鳥濱美阿子の子息で、昨年鬼籍へと入られた鳥濱明久氏の御命日となります。
鳥濱明久氏は幼少の頃より祖母であるトメとともに観音堂に通い、トメから特攻隊の語り部を聴き続けて育ちました。足腰のわるくなったトメの晩年にも観音堂への参拝に毎日のように付き添い、母の美阿子のサポートもしながら本当によく尽くされておられました。
ホタル館富屋食堂館長、知覧茶屋の店主としても長い間勤め上げてこられ、当会が設立当初の平成25年から赤羽顧問とともに顧問を勤められておられました。日本全国の小中学生から青年会議所、企業研修などありとあらゆる方々、約80万人超に向けて「鳥濱トメと特攻隊」の真実を伝え継いでおられました。
しかし昨年、まだ六十歳という若さで鬼籍に入られました。残念でなりません。
本日は鳥濱明久に想いを馳せて、お手を合わせていただきましたらと存じます。
合掌
1人、室内の画像のようです

靖國神社みたままつり

本年も靖國神社みたままつりの献灯申込を行ってまいりました。

7月13日から16日まで掲揚されます。

鳥濱トメ顕彰会の提灯のほか、理事長の柿﨑裕治、共催舞台「帰って来た蛍」、出演者で初演の際に

宮川三郎少尉を演じた出合正幸さん、トメ役の伊藤つかささん、礼子役の竹島由夏さんの大型献灯も

あります。境内には、柿﨑理事長、伊藤つかささん、竹島由夏さんの「揮毫」の掛雪洞も掲揚される

予定となっております。

ぜひ、お誘いあわせの上ご参拝ください。

https://www.yasukuni.or.jp/schedule/saiji.html

宮川三郎少尉御命日

宮川 三郎 陸軍少尉  享年二十
昭和元年六月五日生 新潟県小千谷市出身
昭和二十年六月六日 陸軍特別攻撃隊第一〇四振武隊
戦死後 二階級特進 少尉任官
宮川三郎少尉もまた、トメを慕い富屋食堂に足繁く通った特攻隊員でした。
当会が共催させて頂いている、カートエンターテイメントプロデュース舞台「帰って来た蛍~令和への伝承~」にも登場致します。
本日は宮川三郎少尉の出撃した日、御命日です。
合掌

松崎義勝 陸軍少尉

【鳥濱トメと特攻隊】
蛍になって帰って来た宮川三郎少尉と同郷であった松崎少尉をご紹介します。
松崎義勝少尉 新潟県出身 享年十九
昭和二十年五月二十日 陸軍特別攻撃隊第五十振武隊として知覧基地より出撃、散華
 松崎少尉(伍長から二階級昇進)は宮川少尉(軍曹から二階級昇進)と同じ、新潟県小千谷の高等小学校で級長・副級長の座を争い、共に切磋琢磨した親友同士でした。やがて、松崎少尉は陸軍少年飛行兵第13期生としての道を選びました。
 卒業後別々の道を歩み始めた二人でしたが、混乱の時代、互いが飛行兵としての道を新たに選んだことはうっすらと耳に入っていました。
そして、二人はばったりと知覧の地で再会を果たしました。
 宮川少尉は第一〇四振武隊隊員、松崎少尉は第五十振武隊隊員として共に肩を叩き合い、再会を喜びました。 もちろん、二人は富屋食堂にも顔を出していました。しかし、その喜びもつかの間であることをお互いに分かっておられました。 松崎少尉は、昭和20年5月20日出撃し散華されました。
宮川少尉はかつての親友の出撃を見送り、自身もそのことをつづった手紙を故郷の家族あてに書いたと伝わっています。
そして松崎少尉も最期に家族に宛てた手紙を出されておりますので、ご紹介します。
前略
いよいよ来ました。母上やりますよ。見てゝ下さい。
此の便の着く頃はもう敵空母と運命を共にし、木っ葉みじんに成ってることでしょう。
 それから山口県防府市三田尻鞠生町吉野三夫様在府中一方ならず御世話に成りました故よろしくお願い致します。
 今更言いのこすこともありません。くれぐれもお身体大切に。
それでは永遠にさようなら。
                             草々
*当会設立以前のお話になりますが、平成21年の知覧特攻基地戦没者慰霊祭に参列するため、トメの孫である赤羽潤さん(現・当会顧問)らと鹿児島市内で知覧に向かうバスを待っていたところ、待合のベンチで雑談を交わした女性が偶然にも松崎少尉の妹さんでありました。 巡り合わせに非常に感動したことを覚えております。
本日は、松崎少尉の御命日です。
合掌