6月6日は、富山県出身 第165振武隊 枝 幹二大尉(少尉から昇任)のご命日です。
枝幹二大尉は、家族ただ1人の男の子で姉妹が7人いました。枝幹二大尉は、陸軍大佐であるお父様から経理部幹部候補生になることを勧めたらしいですが親にそむいてまで航空兵を志願しました。特攻隊として死んでいくと知っての志願です。
枝幹二大尉が姉妹宛てに送った遺書には「姉妹の皆さん いよいよ本当にお別れ。 今でも例のごとくギャァギャァ皆とさわいでいます。哲学的な死生観も今の小生には書物の内容でしかありません。国のため死ぬ喜びを痛切に感じています。在世中お世話になった方々を一人一人思い出します。時間がありません。ただ心から有難うございました。笑ってこれから床に入ります。オヤスミ」
そして作戦命令を待っている時の気持ちを次のように書き残してあります。
「あんまり緑が美しい。今日これから死にいくことすら忘れてしまいそうだ・・・・・」
死を目前にして自然の美しさを謡うことのできる心情に畏敬の念が沸き上がります。この美しい日本を人々を守ることは今を生きる我々に託されています。
詳細は赤羽顧問の記事をご参照下さい。
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